レポート課題
以下の文章を読んで、それに続く設問 1)、2)について、自分の考えをレポートにまとめてください。
形式は A4 サイズ 4 枚を上限とする PDF ファイルで、図表や見出し等のレイアウトを工夫して、読み易く、かつ読みたくさせるように編集してください。またレポートの表紙または1枚目のページの先頭に学部と学籍番号、氏名を記入してください。
今後の社会では、経済成長や物質的な充足を「目的」として追い求めることから、生活や仕事の「過程」を充実させ、個人と社会が生き生きと輝き続けることへと豊かさの意味がシフトしていく可能性があります。そのような時代には、「効率性」や「生産性」もさることながら、いま無いモノや世界を想い浮かべる「想像力」や、常識への挑戦と自由な戯れのなかから新たな発見を導く「遊び心 (playfulness)」が重要な価値基準になると予想されます。
設問
1) 自分が興味を持っていて実際に経験したことのある「想像力」と「遊び心」を引き出す仕掛けの具体例を挙げ、その私的な経験の内容に触れながら、その仕掛けの本質的な特徴(どんな要素が、なぜ人の想像力と遊び心を引き出すのか)を明らかにしてください。
メディア、 エンターテイメント、ゲーム、アート、小説、演劇、パフォーマンス、コメディ、広告、製品、サービス、店舗、施設、街づくり、イベント、スポーツ、旅行、学び、創作、飲食、アルバイト、ボランティア活動など、ジャンルや対象の種別は問いません。
2) 例えば、医師や看護師の迅速かつ正確な協働・連携を促す手術室のデザインを考えるとき、 F1 カーレースのサーキットのピット(レース中にタイヤの交換や車の整備を行う場所で、 様々な役割のスタッフが協力してごく短時間でスムーズにそれらの作業を完了させている) を参考にすることができます。
このように、ある問題に取り組んでいるときに、その解決のヒントや着想が、まったく異なる分野の事例に見つかる場合があります。そこで、設問1)で注目した「想像力」と「遊び心」を引き出す仕掛けの本質的な特徴を、1)の分野とはまったく異なる、あなたが関心を持っている何らかの社会課題に応用して解決するアイデアを考え、その内容や効果について(その課題への個人的な関心ポイントとともに)論じてください。
提出方法
提出期限:3月4日(月)24:00(厳守)
ファイル名:学籍番号_自分の氏名_入ゼミレポート
提出方法:メールに PDF ファイルを添付して下記の2つの指定アドレスに送信
メール件名:入ゼミレポート_氏名
提出先アドレス:
(1) REPORT.pvvmvikt302u4uzd@u.box.com
(2) takeyama@econ.keio.ac.jp
提出先アドレスは、打ち間違えのないように注意してください。